日本リンパ網内系学会について > 学会概要

  • 学会概要

     本学会は1961年、当時リンパ球系細胞の母細胞と考えられていた網内系細胞およびこれに関する領域の研究者相互の交流をはかることにより、この分野における研究の発展に寄与することを目的として赤崎兼義、勝沼精蔵、天野重安、山形敬一、日比野進、脇坂行一、田坂定考らが発起人となって設立された。それ以来網内系細胞を対象として、細網細胞、内皮細胞、マイクロファージなどにおける形態、機能、細胞起源およびこれらの細胞の腫瘍、疾患などの研究をテーマとして、活動がなされてきた。その後網内系とリンパ球との関わりが明らかとなってきたため本学会ではリンパ球およびその腫瘍性増殖を中心とする研究発表が盛んになされるようになってきた。

     最近では悪性リンパ腫に関する研究報告が大半を占めるようになってきたため、1996年に名称変更の依頼を日本医学会に提出し、1997年4月1日より、日本網内系学会から日本リンパ網内系学会へと変更した。更に日本樹状細胞研究会や日本血液病理研究会も本学会と重複するところが多く、出来る限り合同で会を開催する方向で進められている。また韓国を初めとするアジアの血液病理研究者とも交流をはかるため、積極的に合同の会を持つよう働きかけている。このように本学会はアジアの血液病理研究のセンター的役割を果たすべく活動を行っている。また樹状細胞、マクロファージなどリンパ球以外の免疫担当細胞の機能解析における研究活動もなされている。学会誌も日本語から英文誌となりJournal of Clinical and Experimental Hematopathologyとなり、これはリンパ網内系学会と日本樹状細胞研究会の共通の学会誌となっている。

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